剣盾シングルS10構築 選出威圧初手ダイマックス構築 レンタルパあり

こんにちは、こんばんは、おそようございます。らみと申します。
まだシーズン途中ですが構築記事を投稿していきます。 

f:id:Lami:20200926194618j:plain
↑今回使った構築
※21/06/01追記 公開を終了しました

 
以下常態、ダイマックス=DMとして書いていきます。

構築紹介

 

f:id:Lami:20200429002524p:plain
ガマゲロゲ 控えめ すいすい
 B124 C252 S132 リンドの実f:id:Lami:20200922181020p:plain
ハイドロポンプ 大地の力 草結び ヘドロウェーブ

ステータス

 H180--B111(124)-C150(252)-D95-S111(132)

C…今回採用しているポケモンは全員火力はぶっぱ、理由は乱数負けが嫌というのとダメージが大きければ後続のポケモンが命中不安技を打たなくて良くなる場面を作りやすくなるから。

S…すいすい発動後、準速スカーフヒヒダルマf:id:Lami:20200330212218p:plain抜き。これ以上必要と思わなかったし後述する物理耐久が欲しかったのでぶっぱにはしなかった。

B…余り、HではなくBに振った理由は特殊耐久はダイアースで容易に底上げできるため関与できないBに余りを振った。
メリットは大きくアイアントf:id:Lami:20200331104610p:plainの出会い頭、ウーラオスf:id:Lami:20200730200356p:plainの不意打ちなどの先制技のダメージを抑える役割。
他にも相手のDMパッチラゴンf:id:Lami:20200330213759p:plain(命の珠でないためダイアースでワンパンできない、ダイストリームorダイアシッド→ダイアースで倒したい)と対面した時にダイドラグーンのダメージを抑えるなど有効に働く場面が多いと感じた。

使用感

初手DM要員その1。
このパーティで最も安定性のあるDMエース。
リンドの実が読まれず有効に働く場面が多い。
具体的にはアシレーヌf:id:Lami:20200130234230p:plain、ゲンガーf:id:Lami:20200923010923p:plainエナジーボールケア、初手のDMリザードンf:id:Lami:20200130233004p:plainのダイソウゲンを耐えてダイストリーム2回で突破、カットムf:id:Lami:20200923011054p:plainが受け出されて次のターンに打たれるリーフストームorダイソウゲンを耐えてダイアシッド二回で突破と非常に役立った。
トップメタのアシレーヌの対策のついでに搭載している草技が多いと感じたため、このシーズンにおいては命の珠よりもリンドの実が強いと感じた。
ヘドロウェーブが強く初手に出てくる襷持ちに対して襷発動後に打ち火力を上げる(相手の裏によってはダイアース)、DMアシレーヌに対しての打点など以前のシーズンよりも強さを感じた。

物理型、特殊型どちらがいいのか

実はガマゲロゲについては9月17日辺りまでは物理型で使っていた。

↓調整、技構成
意地っ張り すいすい
A252 B124 S132 リンドの実
アクアブレイク 地震 パワーウィップ 瓦割り

Cの努力値がAになってヘドロウェーブはダイナックルとして使える瓦割りになり、それ以外がタイプが同じの物理技となっている。
物理型には突撃チョッキを気にせずにアシレーヌをダイソウゲンで一撃で倒せて、DMを切られてダイウォールでこちらのDMターンを枯らされてもパワーウィップで負担をかけれるという利点があり初期は物理型が強いと思っていた。
変えた理由は2体目として出てきたウーラオスが意外とカウンターを撃ってくる、鬼火も意外と打たれるといった事象が増えた気がしたため特殊型に変更した。
当時選出される機会が増えていたサニーゴf:id:Lami:20200422151108p:plainに対して強いという理由もある。
最終的にあらゆる可能性を潰すことができる特殊型の方が強いと思いこちらで使用した。

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リザードン(キョダイマックス) 控えめ 猛火
H188 B4 C252 D4 S60 弱点保険f:id:Lami:20200418131201p:plain
ブラストバーン 暴風 ソーラービーム 原始の力

ステータス

H177(188)--B99(4)-C177(252)-D106(4)-128(60)

C…負担重視でぶっぱ。

S…準速パッチラゴンf:id:Lami:20200330213759p:plain(準速時のSは127)抜き、パッチラゴンを意識した調整に見えるが実はその下にいる準速ガマゲロゲf:id:Lami:20200331092850p:plain(準速時のSは126)を意識した調整である。
準速ガマゲロゲさえ抜ければ良いと思っていたがすぐ上に準速パッチラゴンがいるとわかったためついでに抜き調整にした。

BD…特に物理、特殊どちらかで絶対耐えたい攻撃がなければ端数振りはやり得。

H…余り、弱点保険発動前提で倒すポケモンが多いため素早さより耐久を重視。

技採用理由

ブラストバーン…DM前提のポケモンなので威力重視でブラストバーンを採用。

暴風ブラストバーンの理由に同じ。

ソーラービーム…水勢に対する打点。
アシレーヌf:id:Lami:20200130234230p:plainには激流があるためダイジェットで突っついて(激流圏内に入らないようにするため)その後にダイソウゲンを打った方がいい。
ドサイドンf:id:Lami:20191229234510p:plainへの打点にもなるがダイウォール持ちの個体も存在し、そもそも初手でドサイドンと対面した時はダイソウゲン読みの行動もされるためソーラービームがあるからといってドサイドンに対しては有利と思わない方がいい。

原始の力…ヒトムf:id:Lami:20200330212643p:plain対策であるが今シーズンはリザードンf:id:Lami:20200130233004p:plainの個体自体が多かったためミラー対策にも重宝した。
熱砂の大地、龍の波導がない理由は後述。

使用感

初手DM要員その2。
イメージとしては見えない鎌で相手を威圧しながら戦うポケモン
ナットレイf:id:Lami:20200330214225p:plainなどガマゲロゲでは倒せないパーティに対して選出していく。
この技構成では絶対に勝てないであろうパッチラゴンがナットレイと同居しているパーティにも平気で初手に出してDMして荒らしていく。
荒らす時に重要なのはダイジェットだけは絶対に1回は積むこと。
ダイジェットを積むことで後続の最速スカーフパッチラゴンでも倒せないように見せつける、そしてダイアース、ダイドラグーンでも倒されてしまうからこちらもDMを切らないとヤバいと思わせて相手のパッチラゴンにDMを切らせてこちらの2体目のポケモンであるパルシェンf:id:Lami:20200331101219p:plainで起点にしていくという流れで勝ちに行く。
ポケモンホームの統計ではリザードンは臆病の個体が7.5割を占めていて6割は持ち物が命の珠である、その先入観を生かしてケアできないポケモンもケアできるリザードンを作ろうと思ったら耐久振り弱点保険リザードンという変なポケモンができてしまった。
因みに相手の初手にパッチラゴンが来た場合はほぼ負けるが、このパーティにおいては初手にパッチラゴンが来る確率は他のポケモンと比べてなぜか低い(確率でいうと10%くらい)ということが自分の初手統計の結果からわかっている。
相手の低い初手パッチラゴンの確率まで考えていたら初手ダイマックス構築を使うのは無理と判断し、リザードンを選出し続けた。
あと、使っていて自分も相手も忘れがちだが猛火をが発動した場合、炎技の威力がすごいことになる。
耐久にかなり努力値を割いていることにより発動機会は多いため使う際は猛火の勝ち筋を忘れないようにしたい。

 

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パッチラゴン 無邪気 張り切り
AS252 H4 命の珠f:id:Lami:20200418131043p:plain
電撃嘴 逆鱗 燕返し 火炎放射

ステータス

H166(4)-A152(252)-B110-C100-D81-S139(252)

A…負担重視でぶっぱ、少し削っても火力が高いことに変わりはないが火傷にされた時のダメージで乱数が絡むことがあったため削ることはできなかった。

S…同速対決、準速ホルードf:id:Lami:20200820162100p:plainを抜くなど意外と素早さが重要な場面が多かったためこちらもぶっぱ

H…余り

技採用理由

火炎放射…炎の牙ではなくこちらを採用、用途は非常に広い。
初手でナットレイf:id:Lami:20200330214225p:plainハッサムf:id:Lami:20200730220638p:plainと対面した時にDMを切る必要がなく命中も気にせず気軽に打て場合によっては裏にDM権を温存できる、有象無象の襷カウンターポケモンに対するケアなど役立つ場面が多かった。
このポケモンにおいて命中安定であることが重要なため大文字にはしなかった。

使用感

初手DM要員その3。
パーティに入れるだけで相手の選出を歪ませるすごいポケモン
突破力はこのパーティの中で一番高く強いがそれは相手の動きを完璧に読めたらの話。
電気技、ドラゴン技は両方とも無効化される可能性があり、有利に見えるパーティでもDMがいなされることはあり、いなされた後は顔面ニコニコ技外しマシーンと化すため動かすのがとても難しい。
そのためガマゲロゲf:id:Lami:20200331092850p:plainリザードンf:id:Lami:20200130233004p:plainでは不安が残るみたいなパーティ、受けループにしか選出はしなかった。
貶しているように聞こえるかもしれないが強いことに変わりはなく選出画面での圧力も強いため枠が余った時の入れ得ポケモンだと思う。
性格が無邪気な理由は、H252振りハッサムを丁度確定1発で倒せるため。
 HPが1でも残っていたら仕事ができるポケモンなので一撃で倒すことを重視した、Dダウン補正は気にならなかった。

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ガラルマタドガス 控えめ 化学変化ガス
H124 B4 C252 D4 S124 達人の帯f:id:Lami:20200922193156p:plain
ヘドロウェーブ ワンダースチーム 火炎放射 10万ボルト

ステータス

H156(124)--B141(4)-C150(252)-D91(4)-S96(124)

C…負担重視でぶっぱ。

BD…端数振りはやり得。

HS…Hは余り、Sは無振り75族(主にf:id:Lami:20191229184836p:plainf:id:Lami:20200926020401p:plain意識)抜きかつ同速勝負意識。
よく同速勝負をするのはアシレーヌf:id:Lami:20200130234230p:plainだがこのS調整では9割は同速勝負で勝てた
負けた1割の内0.5割は襷型のCS特化型だと思われるので残りの0.5割のS調整がわからず、この余りのH振りのおかげでHPを3残して勝ったみたいな試合もあり、逆にもう少し耐久があれば勝てたみたいな試合はなかったためこの調整でいいかなと思いこの調整で使用し続けた。

技採用理由

ヘドロウェーブ…威力が90のヘドロ爆弾もあるがオーロンゲに対しての乱数が変わってくるためこちらを採用。
オーロンゲはHPが1でも残ってるだけで仕事ができるポケモンのため一撃で倒すことは重要。

ワンダースチーム…命中安定のマジカルシャインも覚えるが威力と追加効果の運勝ちを重視してこちらを採用。
命中率が90%だったらマジカルシャインを採用してたかもしれない(個人的に命中95%と90%は感覚的にかなり違う)。

火炎放射10万ボルト…威力が高い大文字、雷もあるがこのポケモンがDMを切る機会は少なく、意外とこれらの技を撃つ機会は多いため命中安定の方を採用。

使用感

非DM要員その2。
毒と妖というタイプの組み合わせ、化学変化ガス、技範囲により独特の有利関係を持つポケモン
化学変化ガスが役立つ有名どころはパッチラゴン、アイアントの張り切り(f:id:Lami:20200330213759p:plainは弱点保険を警戒しなければいけないが基本有利、f:id:Lami:20200331104610p:plainはDMを切られた場合は無理、切られなければ耐えて火炎放射で返り討ち)、
ホルードマリルリの力持ち(f:id:Lami:20200820162100p:plainはDMを切られたら無理、切られなければ1発耐える、f:id:Lami:20200820173546p:plainは後出しが簡単にできるほどに有利)、
オーロンゲf:id:Lami:20200501030820p:plainの悪戯心(無効化できるため壁を貼られる前に攻撃できる。H252振りの場合ヘドロウェーブなら確定1発、ワンダースチームだと77.9%の確率で1発)、
アロキュウf:id:Lami:20200926022116p:plainの雪降らし(霰状態にならないためオーロラベールを貼らさせない、しかし襷持ちの場合ヘドロウェーブを耐えられて吹雪2発で負けるためどちらかといえば不利)、
ハッサムf:id:Lami:20200730220638p:plainのテクニシャン(拘り鉢巻を持っていようとバレットパンチを耐えるため火炎放射で返り討ち可能)、
ピクシーf:id:Lami:20200331104412p:plainの天然とマジックガード(タイプの関係でそもそも有利。マジックガードの場合は命の珠のダメージを受けるようになるため特性と型の判別が可能、地味に嬉しい)。
これ以外にも特性頼りのポケモンはたくさんいるため見た目以上に硬いポケモンとなっている。

 

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パルシェン 意地っ張り スキルリンク
AS252 H4 気合いの襷f:id:Lami:20200418130900p:plain
氷柱針 ロックブラスト 氷の礫 殻を破る

ステータス

H126(4)-A161(252)-B200--D65-S122(252)

A…負担重視でぶっぱ。
S…ミラー意識でぶっぱ。
H…余り、Hが低いポケモンのためHに振った方が硬くなる。

使用感

非DM要員その1。
トップメタのパッチラゴンf:id:Lami:20200330213759p:plainに強いのが偉くダイジェットを積まれてない限り殻を破るから氷柱針で突破可能。
耐久無振りパッチラゴンであればダイドラグーンをされていようとAが1段階上がっていれば確定で倒せる。
仮にダイジェットを積まれている状態で対面してしまった場合は命の珠型かつダイドラグーンを打たれてない場合は氷柱針のダメージ+氷の礫のダメージ+命の珠の反動ダメージで全て最低乱数を引こうと相打ち、運が良ければ倒しきれる。
因みに相手のパッチラゴンからしても殻を破るケアでダイジェット、氷柱針ケアでダイドラグーンを打つかと択になっている。
体感だとダイドラグーンを打たれない確率の方が高かった印象なため自分はこういう対面ができたときは氷柱針を打っていた。
ダイジェットを積まれてない状態でパルシェンを死に出しするのは難しいという意見もあるかもしれないがこちらのDMエースのガマゲロゲf:id:Lami:20200331092850p:plain、パッチラゴンf:id:Lami:20200330213759p:plainリザードンf:id:Lami:20200130233004p:plainは相手のパッチラゴン側からすればダイジェットを1回積んだところで次も上から殴られて負ける可能性がある、マタドガスf:id:Lami:20200926020013p:plainは化学変化ガスで張り切りを無効化するためダイジェットのダメージがあまり見込めずさらに弱点まで突かれるといったようにウーラオスf:id:Lami:20200730200356p:plain以外は相手のパッチラゴンがダイジェットを簡単に積めないようなポケモンでパーティを固めている
そのためパルシェンの殻を破って氷柱針で相手のDMパッチラゴンを突破という理想的な流れは比較的決まりやすい。
といった感じで見た目ASぶっぱの技構成はテンプレで何も考えていないように見えて割と考えてこのポケモンを選択してそれ以外のポケモンを固めていることがわかると思う。

ウーラオス悪に勝てるかもしれない?

因みにHP満タンのパルシェンが相手のHPが満タンに近い不意打ち使い(例えば悪ウーラオス)と対面した場合、通常であれば殻を破るターンの相手の攻撃+不意打ちのダメージで倒されるのだが不意打ちは相手の攻撃より先に出すことができない場合は失敗扱いになる。
このため殻を破った後に相手の不意打ち読みで氷の礫を押せれば一方的にダメージを与えられるため何回か択に勝てれば突破することができる。
実際、これで負け試合を勝ち試合にしたことがあるため覚えておくと役に立つ。

f:id:Lami:20200922221653p:plain
ウーラオス(一撃の型)(キョダイマックス) 意地っ張り 不可視の拳
H20 A252 D236 突撃チョッキf:id:Lami:20200418131113p:plain
暗黒強打 インファイト 毒突き 不意打ち

ステータス

H178(20)-A200(252)-B120--D110(236)-S117

A…負担重視でぶっぱ。

HD…無補正命の珠持ち適応力ポリゴンZf:id:Lami:20200821181209p:plainの破壊光線(ダイアタック)を一番いい乱数(42.3%で耐える)で抑えつつ物理耐久意識でHにできるだけ振った配分。
50%を切っているため命の珠を持っていたら負ける可能性の方が高いがポケモンホームによるとポリゴンZが命の珠を持っている可能性は22.5%とすごく高いわけではない。
この配分に変えた後に1回だけポリゴンZ(命の珠ではなかった)と対面したがダイアタックを耐えて返しのインファイトで倒してくれた。
他に役立った場面はインファイト後にサザンドラf:id:Lami:20200401010128p:plainの流星群を耐える、珠ガマゲロゲf:id:Lami:20200331092850p:plainの雨ダイストリームを耐える、ニョロトノf:id:Lami:20200926023240p:plainの雨ダイストリームを2回耐えるなど色々なポケモンの特殊技を耐えて相手を驚かせていた。

S無振りの理由

素早さを振っていない理由は必要だと思わなかったから。
主な理由はウーラオスf:id:Lami:20200730200356p:plain対決では連撃の型だと弱点を突かれて負ける、仮に一撃の型でも同速勝負をしないといけない、カビゴンf:id:Lami:20200130232934p:plainアシレーヌf:id:Lami:20200130234230p:plainなどよく見るポケモンはSに振らなくても上を取れる、ロトム

系統f:id:Lami:20200330212643p:plainf:id:Lami:20200730203241p:plainf:id:Lami:20200923011054p:plainは上を取られることはあるがチョッキを持っているため何を打って来てもどうせ耐える、そもそも不意打ちがあるため素早さの低さはケアが効くといった理由からS無振りにした。
Sが欲しい場面もわずかにあったが、それ以上に特殊耐久の高さに助けられる場面の方が多かった。

技採用理由

インファイト…チョッキ型だとドレインパンチという選択肢もあるが、ポリゴンZに対して撃つ際は威力が欲しいためこちらを採用。

毒突きアシレーヌマリルリf:id:Lami:20200820173546p:plainに弱点をつける技。
雷パンチもあるが毒突きの方が威力が5高い、そのほかの鈍足フェアリータイプf:id:Lami:20200820181124p:plainf:id:Lami:20200331104412p:plainに弱点をつけない、初手ダイマックス構築の非DM要員のためダイサンダーとして撃つ機会(ダイアシッドの威力は低い)がないという理由で雷パンチより毒突きを優先した。

使用感

非DM要員その3。
パッチラゴンf:id:Lami:20200330213759p:plain同様、パーティに入れるだけで相手に連撃、初手スカーフ蜻蛉帰り、襷カウンターなど余計なことを考えさせることができる入れ得ポケモン
勝ち筋がなくてこちらが次のポケモンを出すときにノータイムでウーラオスを出すと相手が勝手に襷カウンターの可能性を考えてくれて事故勝ちができることがあった。
相手の選出にフェアリータイプがいたとしてもウーラオス自体の素早さが高いためほかのポケモンで削ることができれば勝つことができるの偉い。

選出パターン

 

初手f:id:Lami:20200331092850p:plainf:id:Lami:20200130233004p:plainf:id:Lami:20200330213759p:plainから1体、f:id:Lami:20200331101219p:plainf:id:Lami:20200926020013p:plainf:id:Lami:20200730200356p:plainから2体

以下敬語態
ほぼ全てこの選出です。
全体の選出率はf:id:Lami:20200331092850p:plainf:id:Lami:20200130233004p:plainf:id:Lami:20200330213759p:plainf:id:Lami:20200926020013p:plainf:id:Lami:20200331101219p:plainf:id:Lami:20200730200356p:plainです。
この選出ができない例外は受けループ、またはオーロンゲf:id:Lami:20200401005916p:plain&バタフリーf:id:Lami:20200331100425p:plainの催眠展開、ペンドラーf:id:Lami:20200926183205p:plainバトンなど相手もある程度選出が決まっていそうなパーティです。
オーロンゲが単品でいて他に変わったポケモンがいなければ上の基本選出をします。
オーロンゲ展開のパーティは見慣れないポケモンが何体かいるので見ればわかります。
これらの時の選出は初手f:id:Lami:20200926020013p:plainf:id:Lami:20200730200356p:plainf:id:Lami:20200331101219p:plainorf:id:Lami:20200330213759p:plain(受けループの場合はパルシェンではなくパッチラゴンを選出)。
特性に頼っていることが多いパーティなので初手にマタドガスを出します。
バタフリーがいそうだったらDMを切ってダイフェアリーorダイサンダーをして催眠展開を阻害します。
受けループに対してはパッチラゴンにDMを切りますが相手も何かしらパッチラゴンのDMをいなす手段を持ってくるため択ゲーになりがちです。

初手の決め方

まずガマゲロゲが出せるかどうかから判断します。
ガマゲロゲを選出した時が一番安定し、勝率が高いのでなるべく選出したいです。
DMを切って後出しから勝てなさそうなポケモン(主にf:id:Lami:20200330214225p:plainf:id:Lami:20200926171542p:plainなどの毒技が通らない草タイプ)がいるときはリザードンorパッチラゴンを選出します。
挙げた草タイプ以外にもオンバーンf:id:Lami:20200926183715p:plainラプラスf:id:Lami:20200330212433p:plainがいますが初手に出てきたことが一度もなく、そしてなぜか後出しもされないので気にせず(自分で統計を取るとこういうことがわかるのでメモはやり得です)ガマゲロゲを初手に投げて大丈夫です。
ラプラスに対しては壁を残されると厳しくなるので1体目に対してはダイストリームを優先しつつその後ダイアースを積んでラプラスのDMターンを枯らしてウーラオスの暗黒強打→インファイトで処理します。
シェルアーマーの個体も見られましたがインファイトを下手に打つと弱点保険の火力アップとインファイトの耐久ダウンと合わせて負けてしまうためインファイトの圏内に入るまでは暗黒強打を打ちます。
リザードンとパッチラゴンの選出目安は少なく、マリルリf:id:Lami:20200820173546p:plainがいるパーティにはパッチラゴンを出す、それ以外は襷カウンターの可能性も考えてなるべくリザードンくらいしか目安はありません。
リザードンを出した方が勝率は高かったです。

裏2体の決め方

まず最初に考えるのは初手のDMエースが止められそうなポケモンに勝てるポケモンです。
例えば、「ガマゲロゲを出したいがラプラスがいるからウーラオスを出そう」、「リザードンを出したいがパッチラゴンがいるからパルシェンを出そう」と言った決め方です。
それ以外で意識するのは、相手にパーティにウーラオスがいるときはなるべくマタドガスを選出、カビゴンがいるときはウーラオスを選出することです。
対応範囲だとマタドガスが一番広いですが、素早さが低いため素早さがマタドガスより低いが勝てるポケモンを全てマタドガスで見るみたいな考え方(例えば、対面ではパッチラゴン、ハッサムに勝てるが2体続けて戦うと厳しい)は避けたいです。
そのためある程度抜き性能があるパルシェン、ウーラオスに無理してもらうのが理想です。

最後に

 

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↑上の画像はこの記事を書き始めた2020年9月26日2時57分時点の順位です。
いつもの自分語りのコーナーです。
レートは上下しないので僕の今回の最終レートは1865です(レンタルパについては5桁順位脱出くらいには使えるかもです)。
今期は対戦環境が楽しみだった+時間もあって普通に最終3桁を狙っていたので悔しいです。
Twitterでも言ってましたが10月はあまりランクマはしません。
理由は元々どこかで休憩シーズンを作る予定だった、卒業制作の時間が欲しい、催眠ゲンガーとあまり戦いたくないからです。
1つ目の理由については1ヶ月でシーズンが変わるため単純に休憩時間がなくダイマックスアメを集めたり今後の構築の方向性をゆっくり考える時間が欲しいからです。
8月に今期のルールが発表させるまでは初手ダイマックス構築はしばらく使わない予定でしたが、ガラッと対戦環境が変わったため刺さりが悪くなった初手ダイマックス構築でもいけるかなと思い今期は使いました。結果は自分からすると悔しいものでした。
対戦環境は変わり使えるポケモンは弱体化しましたが、対戦する人が弱体化した訳ではないので上位に行けば行くほどいいように負けた感じだったので自分の見通しが甘かったと思います。
あと危険視しているのは、このまま初手ダイマックス構築だけ使うとサイクルのやり方を忘れてダメ人間になる可能性があるなと考えてます。
なので、10月の間にあれこれ構築を試しながら考えます。
続いては2つ目の理由についてです。僕は芸術系の大学に通っているため卒業論文ではなく卒業制作が課題となっています。
7月までは作品の方向性を決めるためほぼオンラインで授業を受けてましたが、9月からは本格的に大学のアトリエで卒業制作の水彩画を制作しています。
大学を往復する時間もあり通学頻度も増えたためシンプルに時間が足りないなと9月終盤の時点で感じていました。
趣味の卒業制作が終わってないせいで卒業できず留年&就活の苦労も水の泡でまたやり直しは流石に笑えないので卒業制作を優先します。
3つ目の理由については完全に僕の好みの問題です。
僕が今期の終盤に勝てなくなった原因の3割くらいはこれのせいです(6割くらいの確率で不利対面を覆せるスペックを持つから使う人の気持ちもまあわかる)。
初手ダイマックス構築だと非常にきつく、サブロムで使っていたバトン構築も相当運が良くないとゲンガーに勝てないと言ったクオリティでした。
10戦に1回は催眠ゲンガーに当たる感じだったので対策するにしても襷を持っているかつ素早さが高いため困難、中途半端な対策(避ける前提で襷ラインまで削れて先制技持ちのポケモン)を用意しても確率次第では負ける、露骨な対策(汎用性が高いのだとスカーフ蜻蛉もできる連撃ウーラオス、だが呪われボディが怖い)を用意すれば勝てるかもしれないが 10戦に1回当たるゲンガー1体のために構築の軸を決められるのは普通に嫌です(僕自身が使いたくなったポケモンを使う人間なので…)。
もし他の方の構築記事を読んで別の画期的な対策を知ったとしてもこの対戦環境は高確率で10月で終わるため11月以降のシーズンに繋がりにくいと思い休憩シーズンにすることにしました。
今回この初手ダイマックス構築の初手ゲンガーに対して勝率が6割くらいなのは僕が対策を怠ったからです。
文句言ったり色々とすみませんでした。

11月の対戦ルールは今期のシリーズ6が異例だっただけに全く読めません。
ルールの吟味もしつつ、卒業制作の進捗状況も考えてランクマするかはまた考えます。

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おまけ 

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↑の画像は大学のアトリエで描いて今年の2月に展示した作品です。
個人的にポケモンをガチでやっている大学生は理数系でサークルに入っているイメージがあります。
僕はこういう感じの絵を描いてどこのサークルにも入らずに大学では過ごしています。
大学から絵を描き始めてまだ付け焼き刃の実力ですが、水彩画にもそれなりの思入れがあるため卒業制作で手を抜くことはできないです。

追記 2020年10月1日
最終順位は1389位でした。

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