ポリクチですらなくなったお気楽対面構築 第5回真皇杯東海予選ベスト8構築&真皇杯予選抜けKP考察

はじめに

みなさん初めまして、らみと申します。TNはMiraで真皇杯、レートに参加してました。今回もなんやかんやでベスト8まで上がれたので使用ポケモンの解説をしたいと思います。あと2年連続でベスト8まで上がれているので現環境のポリクチに対して思うところ、個人的なオフ大会の構築選びについても解説したいと思います。(自分の7世代の反省も含めているので調子に乗るなとか言わないでください…)

 

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去年の真皇杯の記事がこちら↓

lami8303380.hatenablog.com

今年の構築は去年の構築を元にしているので去年のを先に見た方がわかりやすいと思います。今回は先に使用ポケモンの解説から始めたいと思います。構築経緯はその後にします。

 

 

使用ポケモン解説、以下常態

HPは全員奇数調整、技の掲載順も当時のまま。タイプが同じ技は離れて配置することにより押しミス防止につながる。

 

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クチート 意地っ張り メガストーン
威嚇→力持ち HP252 A196 D76
じゃれつく 叩き落とす 雷パンチ 不意打ち

 

ステータス
メガ前155-143-105-×-85-70
メガ後155-165-145-×-125-70

 

HP6n-1調整

特化レヒレf:id:Lami:20191001153012p:plainのドロポンZを87.5%で耐える

控えめ196振りレヒレf:id:Lami:20191001153012p:plainのドロポンZ確定耐え

A11n調整

 

技採用理由

じゃれつく…気合パンチを除けばクチートの最大威力の技。Aを削った関係でじゃれつくじゃないと落ちないポケモンがいるので命中不安だったとしてもアイへよりじゃれ。技の通りがアイへよりいいのも良き。

 

叩き落とす…じゃれを打ちたいが叩きでも落ちそうな時の命中安定技、じゃれを受けれるポケモンに交代してくることは読めるが何かわからない時に打つ技など用途が広い技。追加効果の道具を落とす効果も強い。最近だとポリ2の輝石、カビゴンの混乱実、ドヒドのヘドロを落とす。

 

雷パンチ…対面でよく打つ相手はレヒレ、ドヒド、ギャラ、カグヤ、トリル下でリザY。ロップカグヤは初手にロップを出して猫騙しを打った後ほぼすぐにカグヤに引いてくるから積極的に読むべし。

 

不意打ち…HPが残り少なくても削ることができる先制技。不意打ちを読んで積み技をしてくることがあるが裏に一発は絶対に耐えるポケモンミミッキュ、襷ガッサ)を置いとけば割と気楽に打てる。ただし、身代わりがある可能性の高いポケモン(マンダ、ガルド)に対しては注意。

 

使用感

このパーティの不動のエースだったはずのポケモン。なぜか出した試合は全て負けている←!?技構成は特に変わらず。叩きがある関係で、このパーティでは数少ないポリ2に強いポケモンなのでいたらだいたい出す。Aを削っているが火力が足りないと思う場面はなかった。

9試合中3回選出、0勝3敗

 

 

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ポリゴン2 控えめ 進化の輝石
ダウンロード H244 B44 C196 D20 S4
トライアタック 10万ボルト シャドーボール トリックルーム

 

ステータス
191-×116-165-118-81 

効率意識で奇数にしつつHPを最大に

C11n調整

残りをBに多く降りつつDL調整(グロスf:id:Lami:20191001160428p:plain意識)

S4は余り

 

技採用理由

トライアタック…ポリ2の最大威力の技。いらない派もいるが広い範囲を程よく削れるため採用。あと追加効果が強い。引いたら勝ちという場面も多く運勝ちもついでに狙える。

 

10万ボルト…レヒレに隙を見せたくなかったため採用。クチートの雷パンチと採用理由は似ている。

 

シャドーボール…主にガルド、グロスに打つ。めざパ炎では威力が足りなかった。トラアタとの違いはポリ2初手にがトラアタを打ちたい相手(コケコ、ランド)と対面して裏にゴーストタイプ(ガルド、ミミッキュ)がいる可能性がある時に中間択という形で打てる点。コケコについてはDLでCをあげてもトラアタで落ちる確率は低く、DLでCを上げたシャドボで2発で落ちるためゴーストが裏にいる可能性がある場合はシャドボの方がいい。

 

トリックルームクチートと自分の補佐をする技。ポリ2の耐久もあって打ちやすいが現環境では刺さりが悪い。その理由は使用ポケモン解説の後に述べる。

 

使用感

クチートの相方。初手に出しやすいがカビゴンが増えたせいで格闘技の搭載率、不意のカクトウZが多くなり去年ほどの安定感はなかった。変な耐久調整をしているがこの調整のせいかランドの蜻蛉+コケコのボルチェンとデンキZをHP1残して耐えてくれたから間違ってはなかったと思う。その関係でCを削っているが火力が足りないと思う場面はなかった。

9試合中4回選出、1勝3敗 

 

 

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ミミッキュ 意地っ張り ゴーストZ
化けの皮 AS252 H4
シャドークロー じゃれつく 影うち 剣の舞

 

ステータス
131-156-100-×-125-148 

ミラーf:id:Lami:20191001164113p:plainオニゴーリf:id:Lami:20191001164156p:plain意識と火力を下げたくないからASぶっぱ
 

使用感

ミミッキュの技構成について解説することがありませんでした笑。やはりどの形容詞でも表せない最強のポケモンリザードン、ガッサがいるせいでステロをよく撒かれるがそれでもストッパー性能を損なわないのが強い。しかし、メガギャラについては例外でマッパ襷があるのでメガギャラのストッパーはガッサの方がいい。この構築はヒードランメタグロスにそこまで強くないからゴーストZ。ミミッキュZよりも通りがよく雑に選出できるためゴーストZの方が良き。ただし、ガルーラ、ポリゴン2には弱くから後述のガッサで補う。下の勝率を見ると強くないように見えるがこれは僕がこのポケモンを信頼しすぎて過労死させてるのとボルチェンから展開されるのにも関わらず電気タイプが入っている構築にも無理やり出しているからだと思う。無理させてるだけだから決してこのポケモンが弱いわけではない。

9試合中5回選出、3勝2敗

 

 

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キノガッサ 意地っ張り 気合の襷
テクニシャン AS252 B4 
タネマシンガン マッハパンチ 岩石封じ キノコの胞子

 

ステータス
135-200-101-×-80-122

 

ミラーf:id:Lami:20191001165928p:plain意識、火力を下げたくないからASぶっぱ

受け出す場合は地震、岩技に受け出すから、先制技意識でB4振り

使用感

キノガッサの技構成も解説することがない…パーティに入れるだけで相手の選出、初手を歪ませるすごいポケモンフシギバナ、バレル、ブルル、ジャロはパーティにいたら絶対選出されるから後述のカグヤが動きやすくなる。それ以外にも初手にコケコ、レヒレ、ブルル、ジャロが来やすいなど選出、初手が読みやすかった。今回はパーティ全体でガモスが重いので剣の舞ではなく岩石封じ。

9試合中6回選出、5勝1敗

 

 

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リザードン 陽気 メガストーンX
猛火→硬い爪 AS252 B4
フレアドライブ 逆鱗 地震 ニトロチャージ

 

ステータス
メガ前153-136-99-×-105-167
メガ後153-182-132-×-105-167

 

同族f:id:Lami:20191001171324p:plainf:id:Lami:20191001171348p:plainf:id:Lami:20191001171426p:plainf:id:Lami:20191001171518p:plainf:id:Lami:20191001171539p:plain意識、だが火力を落としたくないため最速ASぶっぱ

先制技対策にB4振り

 

技採用理由 

フレアドライブ…逆鱗が打ちづらい時のリザXの最大火力の技。反動が痛いが一番使う技。炎技がニトチャのみではミミッキュに勝てない。

 

逆鱗…ドラクロだと火力が足りない場面があるから逆鱗。炎竜の範囲と高火力技で相手のタイプ受けを許さないのがリザXの強み。しかし、ヒードランの風船を割りにくいからドラクロもありではある。

 

地震クチート、リザ、カグヤを見てヒードランを出してこない人はいない。初手でリザが鋼と対面した時はヒードランに確実に引いてくるから読める。交代読みをしなかった場合は次相手は地震があるか警戒した行動、スカーフの場合は大地の力をしてくるから交代読み地震をして楽になった方が今後のため。

 

ニトロチャージ…攻撃しつつSをあげるのはやはり強く積み技よりもニトチャ。反動がない炎技としても使えるため優秀。耐久がすごく高いわけではないリザは積み技を使うことがある程度の読みが必要なため扱いが難しい。

 

使用感

今大会のMVP。エアスラで怯まなかったり、フレドラで火傷させたりと頑張ってくれた。上からの炎技、氷技は無効タイプも無く追加効果が強すぎるからワンチャン運勝ちもあるのが強い。剣の舞はなくても困らなかった。

9試合中6回選出、6勝0敗

 

 

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テッカグヤ 控えめ ヒコウZ
ビーストブースト H52 B4 C252 D28 S172
エアスラッシュ 宿り木の種 身代わり ボディパージ

 

ステータス
179-×-124-174-125-103

 

ポリ2f:id:Lami:20191001154625p:plainなどの回復技があるポケモンはダメージの僅かな違いが勝敗を左右するからCぶっぱ

DL対策

ボディパ後最速メガロップf:id:Lami:20191001174224p:plain、メガライボf:id:Lami:20191001174238p:plain抜き(この調整のカグヤだとボディパ後でも加速後の準速メガバシャより遅いので注意)

 

技採用理由 

エアスラッシュ…火力も低く命中不安であるが、通りが良く怯みも狙える優秀な技。ボディパがあることにより上から打つ機会が多く怯みで拾う試合もよくある。ヒコウZを打つタイミングはヒコウZなら相手を倒せる場合、相手がヒコウZへの警戒が低くく(受け出しに来たフシギバナ、受けループのバレル)当てれば一撃で倒せる可能性がある場合。テッカグヤというポケモンにおいて倒すという行動はビーストブーストがある関係で他のポケモンと比べてもリターンが大きい。

 

宿り木の種…当てれば相手関係なく削りつつ回復できる技。相手のHPの方が高いかつボディパで上を取れば身代わり連打で強引にヒコウZ圏内に入れることもできる。強い技だから命中不安でも仕方ないと思う。

 

身代わり…テッカグヤの身代わりを割れないポケモン(ランド、バレル、グライ)に対しては打ち得。宿り木と合わせるなど用途は広い。交代読みで打つこともあるがあまりしない。

 

ボディパ…素早さを2段階上げ、体重が100kg軽くなる技。体重が軽くなる効果はないものと思っていい。前述した通り残りの3つの技全てと相性がいい。

 

使用感

去年までいたヤドランと交代したポケモン。増えたカビゴン、もともと重かったフシギバナに強いポケモンを探したら行き着いたが、それ以外にも活躍するポケモンだった。同じZ枠のミミッキュを出すのを渋るランド、バレルに滅法強い。鋼飛というタイプ、宿り木のおかげで受けループにも強い。リザに剣の舞がなくてもどうにかなるのはカグヤとクチートのおかげ。特にラッキー入りは宿り木のPPに気をつければ余裕。グライに対してはギロチンを交わして身代わり、バレルはイカサマで身代わりを割れないから迷わず身代わり。欠点としてはミミッキュと比べたらどうしても汎用性に欠ける。パーティに電気タイプがいる場合は受け出しが余裕で成立するかつ、こちらは電気の通りがいいので選出すると大変なことになる。出すパーティを選ぶが今までのポリクチでは勝てなかった構築に対して勝てるようになったから強いと思う。因みにヒコウZは一度も読まれることはなかった。他のポケモンがポリクチとその取り巻きという教科書的な戦術をするポケモンに囲まれていることもあって読まれることがなかったのかなあと思う。あと、このタイプのカグヤはステロを撒けるポケモンと組んでいることが多いが、ステロがなくても十分強かった。

9試合中4回選出、4勝0敗 

 

 

反省(短い)

レートの練習ではリザードンよりもポリクチの方が選出していたからこういう形でまたベスト8まで上がれたのは意外だった。準々決勝ではポリクチを出して負けたがその時の僕がリザードンでは勝てないと判断したからの結果だから選出に後悔はしていない。

 

 

現環境におけるポリクチ

レートの時にも感じていたがトリルの通りが去年よりトリルの通りが悪くなったのは確かだと思う。理由としては、レヒレ、混乱実ガモス、カビゴンの増加によりポリ2自体の通りが悪くなる、トリルを貼っても容易にターンを稼がれる(ガモスは蝶の舞と混乱実による回復、レヒレは瞑想と混乱実による回復)のとカビゴンの増加でトリルを貼ってもクチートで無双できなくなったことが大きいと思ってる。

 

オフ大会の構築選び(ここから長い)以下敬語

 この項はとりあえす予選ブロックを抜けることが目標の人向けの項です。オフ大会はレートと違って試合数が限られています。その中で高い勝率を目指さなければなりません。そのため当日のプレイング、相手のプレイング次第で勝率を落とす可能性がある扱いが難しい構築は不向きだと思います(上手な人は勝ち上がっているので勝てないわけではない)。難しい構築というのは1試合で絶対に1回は交代を必要とするサイクル系の構築です。まず僕はポケモンバトルにおいて交代をあまりしたくありません。交代というのは難しく交代読みで役割破壊の技を打たれる可能性、交代読み交代の考慮など考えることが多いです。交代というのは相手の行動によって大きく左右される行動なので限られた試合で勝たなければならないオフ大会では不向きと考えます。このようなパーティを使いたくなかったから安定行動8割勝率7〜8割を出しやすい対面構築を選びました。1試合に対してそこまで集中力を使わなくていいというのもあります。オフ大会の予選ブロックは1回は負けても大丈夫です。2回負けても予選ブロックを抜けれる可能性は十分あります。決勝トーナメントでは負けることが許されないため読みが4割くらい必要になりますが、予選ブロックでは安定行動8割でどうにかなります。対面構築を選んだもう1つの理由は負けてもそこまで凹まない、すなわち精神状態にそこまで影響がないからその後のプレイングがブレにくいというのもあります。サイクル構築では不利対面では場合は強気なプレイング、有利対面でも深読みして負けるなどがあるため高い集中力、思考力が必要です。その上で相手に上を行かれて負けた場合、その後の試合のプレイングに少なからず影響が出ると思います。サイクル構築を扱う上で精神が乱れていつも通りのプレイングができないのは致命的です。

 

サイクル構築で勝てない人もいると思いますけど、僕と似たような対面構築を使っても勝てない人もいると思います。勝てない人は恐らく初手から出し負けをしていることが多いのではないかと思います。交代しない前提の構築作りをしているため初手の出し負けはサイクル構築よりもリカバリーが難しい、リカバリーができない場合は負けに直結します。しかし、これには対策があります。それはレートで50戦くらい相手の初手と選出の統計を取ることです。構築の種類問わず出て来やすいポケモン、出て来にくいポケモンは存在します。対面構築というのはそもそも対面性能が高いポケモンで固めた構築なので「このポケモンは確実に初手に出てこない」と予測を立てて残りの5匹に対して相性がいい、もしくは絶対不利ではないポケモンを初手に出すだけでも勝率はぐっと上がります。この初手を読むことはサイクル構築でも有効だと思います。ただ、対面性能の高いポケモンは高火力の技、1ターンあげただけで取り返しのつかないことになるポケモンが多いので対面構築の方がリターンが大きいと思います。試合が始まる前から試合が始まっており準備次第では感覚ではなく確実なデータで勝率を上げることができるのが対面構築だと思います。

 

これで構築記事としては終わりですがここからは先ほどの構築選びを裏付ける記事を書きたいと思います。

 

 

第5回真皇杯予選抜けKPから見る扱いが難しいポケモン

ここから先は僕自身の偏見が先ほどよりも顕著なのでお願いします。

予選抜けKP偏差とは

ポケモンのKPと、ブロック予選を抜ける割合から推測されるブロック予選抜けから、実際のブロック予選抜けKPの偏差。すなわち下位のポケモンはど「予選抜けない人が多く使っているけど、抜ける人はあまり使っていないポケモン」を表します。

 

下位のポケモンについては構築選びの時に使ったことがあるので使用感からなぜ低いのかを考察していきたいと思います。

 

以下また常態

 

1位 霊獣ランドロスf:id:Lami:20191001210221p:plain

このランドロスこそこの項を書くきっかけのポケモンであり僕がパーティを作る上で避けがちなポケモン。理由としてはどの型のランドロスでもメインウェポンとなる技地震は無効化されやすい技であるから。例えば初手対面で自分がランド、相手がコケコで裏にカバマンダガルドがいる可能性があるとする。この場合コケコには当然自身が抜群で入るのだがマンダに引かれることも考えなくてはならない。地震を無効化された場合、相手に受け出しのダメージを与えることもできず、一気に有利対面が不利対面に変わる。ポケモンバトルのサイクル戦で受け出しのダメージを与えることができずに相手の交代を許す、いわゆる無償光臨は致命的な一手になる。そのため裏にマンダがいなかったとしても岩石封じ、蜻蛉帰りを打つことも考えなくてはならず、安定行動が存在しない。とある実況者がランド使いは目の前のポケモンが見えてないと言っていたのはこれが所以だと思う。

 

結論を言うとランドロスは有利対面でも選択肢が多く、ミスをすれば一気に不利になる可能性もある難しいポケモンであると言うことである。

 

2位 霊獣ボルトロスf:id:Lami:20191001210233p:plain

とりあえずランドと同じ理由で電気が無効化されることが大きいのかなと思う。スカーフの場合はその点が顕著。

 

しかし、レボルトよりも速くて電気を無効化できるポケモンは少なく、無効化できてレボルトより遅いポケモンに対してはめざパ氷で対策ができる。問題はめざパの威力が低すぎて多くのポケモンに後出し許すという点である。電気を無効化されるのが大きいというよりは地面タイプに対してめざパ氷読み後出し読みドヤ電気技の択まで考えないといけないのが難しいのかなと思う。削れているレボルトをめざパ氷読みで後出しでき仕留めれるポケモンメガゲンガー、メガグロスゲッコウガと意外といる。因みにコケコであればこれらのポケモンに対して同速勝負、もしくは上から攻撃ができる。コケコが下位にいないのにレボルトがいるのはこの理由かもしれない。

 

3位 メタグロスf:id:Lami:20191001160428p:plain

以下メタグロスメガメタグロスのことだと考えて考察する。メタグロスの弱みは自分が勝ち筋になることが難しいことだと思う。技構成次第では多くのポケモンを相手にできるが4つしか技は覚えれないのでどうしても絶対に勝てないポケモン、有効打がないポケモンが出てくる。メインウェポンの威力が低いこともあってそういったポケモンに対して負担をかけづらいのが難しい点だと思う。積み技があれば解決したかもしれないが覚えない、覚えないと言うだけで相手から強引に押してくる可能性を考慮されないのが痛い(それだけにその点を少し解消したグロパン、バレパン型を発明した人はすごいと思う)。一応アイへ、思念には怯みがあるから怯ませれば強いと思う。今回の参加者は怯ませることができなかったのかもしれない。

 

4位 ガブリアスf:id:Lami:20191001210248p:plain

個人的には意外なポケモン。最近だとヤチェ型で確実に他のステロ撒きと差別化できて強いと思う。それでもランクインした理由をあげるとすればスカーフ型の場合無効化される可能性がある地面技、ドラゴン技を打たないといけない場面がある。打っても後続から無効化できて起点にできるポケモンボーマンダミミッキュ)を出されて負けてるのかなと思う。あとは思考停止で初手ステロをしている人が多いという可能性もある。ステロが刺さって勝てることもあるが、全く刺さらないパーティについては1ターン相手にあげているのと同義になる。カバルドンと違って欠伸で起点を作ることもできないのでパーティによってはステロを撒くだけで終わる可能性があるのが難しいのではないかと思う。メガガブリアスのことはあまり考慮していません。

 

5位 ミミロップf:id:Lami:20191001174224p:plain

以下ミミロップメガミミロップのことだと考えて考察する。弱みはメタグロスと同じく積み技がない点だと思う。メタグロスと比べて優れている点は高い素早さ、積まなくても十分速いため猫騙しと合わせてHPを半分まで削れれば仕留めることができる。逆に劣ってる点はメガロップ自身がサイクルに加入しづらいことだと思う。メガロップ入りの選出は基本的にメガロップ+サイクルを回せる2体であることが多い。2体でサイクルを回すのが難しいから下位に入ったのかなと思う。あと、飛び膝蹴りの命中率が90で外したらHPが削れてしまい、最悪負けに直結する可能性がある点の痛い。

 

 

まとめ

ここまで下位のポケモンを考察しましたが、僕は「弱い」という単語は一度も使っていません。実際使用率自体は高く、他の人が好成績を残したりと弱いわけがないのです。ただ他のポケモンよりの扱いが難しいのだと思います。オフ大会では予選抜けしづらいポケモンもいるということだけわかってもらえたらいいです。ここまで読んでくれてありがとうございました!

 

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