東海ポケモン対戦オフ白昼夢優勝オフレポ

こんにちは、らみと申します。
今回は2020年11月21日に開かれた東海ポケモンオフ大会白昼夢の優勝オフレポ記事です。
構築記事、決勝戦の解説は既に書いてますが決勝戦のBO3以外のオフレポは書いてなかったので懐かしみながら書こうと思います。
勝戦以外の試合内容を書きつつ、今大会に限って勝つために意識していたことを交えつつ書いてくので最後まで読んでくれたら嬉しいです。

参考までに今までの自分のオフ大会の成績はこちらです。

2018年5月4日 ウルトラファクトリーオフ 予選落ち

2018年7月1日 第4回真皇杯東海予選 ベスト8 

2019年8月25日 第5回真皇杯東海予選 ベスト8

 

当日前の考察

今回使った構築はこの6匹です(f:id:Lami:20191229234330p:plainf:id:Lami:20200730200214p:plainf:id:Lami:20201028000844p:plainf:id:Lami:20201027234744p:plainf:id:Lami:20191229184836p:plainf:id:Lami:20200730200356p:plain)。
ざっくり説明すると、新環境のランクマで自信があった対面構築を持っていったという感じです。
このときは新環境が始まってからまだ1ヶ月も経っていなかったので奇襲重視のポケモンがいなくても自信があるポケモンで揃えれば大丈夫かなと思っていました。
あと僕の場合だと過去に初手固定構築、初手ダイマ構築も使っていましたがそれらを使わなかった理由はUSUMのオフ大会で勝てた対面構築を使いたかった、決勝戦のBO3まで考慮すると中身がバレて著しく強さが落ちてしまう構築は不向きと考え不採用としました。

前述したとおり、僕は今まで出た白昼夢以外だと3回オフ大会に参加してますが、白昼夢で1つ過去の大会と違うルールがありました。
それは対戦中にダメージ計算ツールの利用を許されているというルールです。
このルールは勝敗に間違いなく関わるだろうと睨みました。
この時に僕は他の対戦者は恐らくiPhone等の携帯電話端末でダメージ計算をするのだろうなと予想しました。
なので、僕はiPhoneではなくMacBookでダメージ計算をすることに決めました。
わざわざ重たいMacBookを持っていった理由の1つは僕自身がいつもランクマをするときにMacBookを傍らに置いてダメ計しながら対戦をするからです。
iPhoneでダメ計をしながらランクマをしたこともありますが、MacBookの方が打ち込むスピードが明らかに速く便利です。
ポケモンの選択時間はとても短く、MacBookで打ち込んでても時間がなくなることは割とあります。
単純な機能性を重視した結果こうなりました。
2つ目はメモの役割を兼任することができるからです。
僕はランクマ中、メモをするときによくiPhoneのメモアプリを使います。
そのため鉛筆をわざわざ使ってメモを取ると対戦感覚が鈍りそうという理由で、鉛筆を使うことは避けたかったです。
ルール上はiPhoneでメモを取っても問題ない気がしますが、相手からすると僕がiPhoneでメモを取る行為はインターネットで何かを検索する行為に見えるのではないかと考えました(ポケモン徹底攻略様などで種族値を調べるのはルール違反)。
試合後に妙な言い掛かりをつけられるのは嫌だったので自身だけではインターネットに繋がることができず、疑いもかけられなく、なおかつiPhoneと操作感が似ているMacBookでメモを取ることにしました。
最後の理由で地味に重視してたのは相手に雑に威圧感を与えることができるかなと思ったからです。
これは僕のポケモンカードの大会での経験談ですが、デッキのカットが速い人は上手に見えるし、デッキスリーブが単色でカットしやすいものを使ってる人は強そう、ダメージカウンターの代わりにサイコロを使う人はポケカ歴が長そうなど、試合前に相手から雑に威圧感を与えられる機会がありました。
その威圧感のせいで当時負けたかはわかりませんが、試合前に先制ダメージを与えられてプレミを誘発させられたような感覚はありました。
その経験を生かし、自分も真似しようと考えて今回の決断に至りました。
まとめると機能性がiPhoneより高く、自身が緊張せずに戦いやすくなり、なおかつ相手に威圧感を与えてプレミ勝ちを狙える可能性があるという理由でMacBookを持っていきました。
僕が見た限りではMacBookを使ってる人は僕しかいなかったと思います。
これを読んでる全員にMacBookを持ってこいとは言いませんが、ルールを守り、相手に迷惑をかけない範囲で勝つ努力をすることは大切だと思います。
一応補足すると、ルール要項にはダメ計はiPhone等の端末でないとダメとは書いてなかったのでルール違反ではないです(当日運営の方にも確認しOKをもらいました)。

 

当日

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就活以外で県外に行き遠出するのが久しぶりだったので名鉄の特急に乗っただけでテンションが上がってました、我ながら単純ですね。
慣れない名鉄を乗り継ぎ最寄駅である鳴海駅に着きました。
着いた後はざこやまさんの会場までの案内ツイートを見ながら歩いて、今回の会場である緑生涯学習センターに到着しました。
着くや否やすぐに体温を測らされ、名簿に本名と連絡先を書きました(コロナ後の対応のため)。
今までのオフ大会ではこんなことはなかったので今までと違う環境であることが伝わってきました。
部屋に入り適当に対戦相手に方々と雑談した後に開会挨拶がありいよいよ試合スタートです(試合内容については若干うろ覚えみたいところがあり間違いがあるかもしれません、ご了承ください)。

が、1回戦が始まる前に自分と対戦相手が最新のルールをダウンロードをしていないことがわかり、急遽もっちゃんさんにポケットWi-Fiを借りてルールをダウンロードしました、ありがとうございました。
多分忘れがちだと思うので皆さんも気をつけてください。

予選1回戦 やっすんさん 勝ち f:id:Lami:20191229184836p:plainf:id:Lami:20191229234330p:plainf:id:Lami:20201027234744p:plainVSf:id:Lami:20201028005434p:plainf:id:Lami:20210128162917p:plainf:id:Lami:20210128162825p:plain

こちらの選出が確定して、選出時間がもうなくなったときにやっすんさんが「間に合わなかった!」的な言葉を漏らしてこちらはその時点で選出が上3体だと把握することができました。
そのおかげで試合も自分の好きな対面気味に試合が進んでくれました。
初手は出し負けで、ウオノラゴンが逆鱗、その後にカイリューの流星群で倒されます。
ミミッキュを出しじゃれつくを1回外して化けの皮を剥がされましたが、2回目のじゃれつくでカイリューは突破。
次にシャンデラが出てきました。
こちらは一応スカーフを警戒して影うち、返しのシャドボでミミッキュが倒されます。
最後のポケモンランドロスを出して即ダイマシャンデラと裏にいることがわかっていたサーナイト(ダイマ)も含めてダイジェットのS上昇、ダイアースのD上昇を生かして勝つことができました。
試合前も緊張するみたいなことは呟いていたので本当に緊張していたのだなと感じました。
試合後、帰りの道中など話す機会がそれなりにあり初めて会ったにも関わらず今大会で最も話した人間かもしれません、感謝してます。

予選2回戦 IDEさん 勝ち  f:id:Lami:20200730200356p:plainf:id:Lami:20191229184836p:plainf:id:Lami:20191229234330p:plainVSf:id:Lami:20191229234330p:plainf:id:Lami:20201027234744p:plainf:id:Lami:20191229184946p:plain

初手のミミッキュは化けの皮を剥がして相手はじゃれつく、次のターンにこちらが暗黒強打でミミッキュを倒します。
次に出てきたランドロスも暗黒強打で削り、その後にランドロスの攻撃でウーラオスが倒されます。
だがその後はウオノラゴンを出して、ランドロスエスバをエラ噛みで倒して勝利です。
試合後に感想戦をしてみるとどうやらダメージ計算をミスってミミッキュが暗黒強打を耐えると勘違いをしていたみたいです(影うちを打たなかったのはそういう理由)。
しかし、こちらの裏にウオノラゴンがいたので、プレミがなかったとしても有利に試合は進められただろうと思います。

余談ですが、この試合が当日の試合の中で最も記憶が曖昧です。
多分、決勝戦とあまりにも試合展開が似すぎて記憶が塗り替えられてしまったのだろうと思います、すみません…

感想戦か試合前の雑談の時か忘れましたが、第4回真皇杯東海予選(約2年半前)でIDEさんは3位という結果を残されているということが判明しました。
僕もその大会には出ており結果はベスト8でした。
ブロックが反対側だったので当時戦うことはありませんでしたが、数年後に過去同じ場にいた人と戦うというのは個人的にエモいです(=感慨深い)。
オフ大会に複数出ているとこういうスポーツ漫画みたいな展開が実際に起こるのでオフ大会ならではの面白いポイントだと思います。

昼休憩

この試合が終わった後にお昼休憩となりました。
昼休憩の間に今大会で唯一のFFだったしゅんくりーむさんと話すことができました。
が、僕がうっかり優勝したせいで時間がなくなり、話すのはこれが最後となりました…またどこかで会う機会を楽しみにしてます。

その後、運営陣と僕を残して他の方は全員昼食を買いに行ってしまったので意外とみんな昼食を用意してないんだなとわかりました、寂しかったです。
ちなみに僕は大会みたいな緊張する場だと食事を取るのが困難になる人なので事前に食べやすいものを予め用意する派の人です。
MacBookを傍らに置きながら1人で干し芋と栄養ゼリーを食べる僕の姿は運営陣(もっちゃんさん、ぺろりまちさん辺り)からも怪しまれたのか色々ツッコミを受けました。
僕は普段、芸術系の大学に通っていて、そこで僕に負けず劣らずの変人と学校生活を送っています。
そのため、こういう他の人種もいるような場所に来るとやはり僕は変わっているのだなと実感させられます。
次は人間の世界にも溶け込めるように努力しようと思います。

また、対戦者が昼食を買いに行っている間に運営陣はこっそりと机をアルコールで除菌し感染対策のビニールカーテンを整備していました。
僕はその場にたまたまいましたが、見えないところでコロナ対策をする運営陣の努力は素晴らしいと思いました。
そうこうしているうちに1時間くらいの休憩が終わり対戦が再開されました。

予選3回戦 いこまさん 負け f:id:Lami:20191229184836p:plainf:id:Lami:20201028000844p:plainf:id:Lami:20191229234330p:plainVSf:id:Lami:20201027234853p:plainf:id:Lami:20201028013552p:plainf:id:Lami:20201027234825p:plain

やる気があるのか疑われるレベルでボコボコにされました。
初手のウオノラゴンとレヒレの対面は相手がスカーフからのムンフォでウオノラゴンが何もできずに倒されます。
この頃はスカーフレヒレが流行り始めたあたりの時期だったのであまり警戒はしてませんでした。
次に出したサンダーもウツロイド後出しからのメテオビームで退場、次に出したミミッキュテッカグヤに倒されてしまい完敗です。
見事にこちらの3体を完璧に対応されてしまいました。
因みにこの試合がきっかけで後にポリ2にアイアンテールを覚えさせることとなりました。
12月のランクマで大きく貢献してくれたので、負けたものの戦えて良かったと思います。

予選4回戦 わだつみさん 勝ち f:id:Lami:20200730200356p:plainf:id:Lami:20191229234330p:plainf:id:Lami:20191229184836p:plainVSf:id:Lami:20191229184836p:plainf:id:Lami:20201027234853p:plainf:id:Lami:20200730200214p:plain

初手のウーラオスウオノラゴン対面は相手がカウンター警戒でレヒレにバック、こちらは暗黒強打を選択し少しHPを削りました。
その後は毒突き→ムンフォ、襷で耐え→毒突きでレヒレを突破。
その後にまたウオノラゴンが出てきましたが引きにくい状況だったので不意打ちを雑に打ち、エラ噛みでウーラオスは倒されました。
ミミッキュを出しじゃれつくを選択、相手はウオノラゴンを交代しポリゴン2を後出ししますがじゃれつくがまた外れてしまいました。
イカサマを警戒しこちらはウオノラゴンに交代、ポリ2は何かしらの攻撃(覚えていない)でウオノラゴンを削ります。
エラ噛みを打ちますがギリギリ耐えられてしまい、スピードスワップで素早さを落とされました。
ミミッキュに引いても仕方がないと思いウオノラゴンをダイマさせダイアタック(S逆転が狙い)、ポリ2は自己再生で回復。
次のターンはウオノラゴンがポリ2を抜けたと思いダイストリーム(雨でエラ噛みの火力をあげたかった)を打ちますが、実際は抜けておらず自己再生でさらに回復されます。
抜けてなかったのでダイアタックを選択しましたが、わだつみさんはダイストリーム読みでポリ2をウオノラゴンにバックしダイアタックが刺さりました。
ウーラオスの不意打ちとウオノラゴンのダイアタックでミミッキュの影打ち圏内まで押し込めたのでこちらはミミッキュにバック、化けの皮はまだあるのでエラ噛みがきても問題はありませんでした。
実際は逆鱗を打たれたので無償光臨できこちらは剣の舞を選択、わだつみさんはポリ2にバックしてきました。
エラ噛みのダメージを見る限り2段階上がったじゃれつくではワンパンできないと思いこちらはさらに剣の舞、ポリ2は化けの皮を剥がしにきました。
その後はミミッキュがじゃれつくを当ててポリ2をワンパン、ウオノラゴンも影うちで倒し勝利です。

これを書いていて気づきましたが実はわだつみさんはダイマをしていません。
当時は気づかなかったので何もツッコミませんでしたが今はイカサマを打ちたかったからポリ2にダイマを切らず、じゃれつくを交わすしか勝ち筋がなかったのか…と勝手に解釈しています。
もしプレミだったのであれば運が良かったです。

 

決勝トーナメント進出者発表

予選は3勝1敗で終わり、1位抜けをすることができました。
2年半前の真皇杯に続いて3回連続で1位抜けをすることができ、嬉しいと共に安心しました。
決勝トーナメント前に選手紹介があり参加者全員が見てる中で意気込みを言う機会がありました。
他の決勝トーナメント進出の方々は頑張りますとか言われてたような気がします。
僕は「いつも通り勝ちます」と言ってたと思います。
大会エントリー時にも全く同じことを書きましたが、実際に自分の言葉で発言してみるとかなり痛い発言をしてるなと実感しました(その時の画像がこちら↓)

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ちなみに大会終了後にやっすんさんから大会エントリーの時に1人参加者一覧の中に自信過剰な人がいるなぁと思っていたと教えられました。
今後自信過剰キャラでいくつもりはないのでもう少し謙虚になろうと思っています。
では、以下決勝トーナメントの試合内容です。

準々決勝 Sithcaさん 勝ち f:id:Lami:20200730200356p:plainf:id:Lami:20191229234330p:plainf:id:Lami:20200730200214p:plainVSf:id:Lami:20191229234330p:plainf:id:Lami:20201028000544p:plainf:id:Lami:20201027234853p:plain

予選2回戦でやられたのにも関わらず初手のミミッキュはあまり警戒していなかったので、こちらが出したウーラオスは化けの皮を剥がした後にじゃれつく+影うちであっさり倒されました。
次に出した自分のミミッキュでSithcaさんのミミッキュを倒して次にレジエレキ降臨、影うちを打った後に電気技でミミッキュが倒されます。
最後にポリ2を出し、お互いにダイマ
ダイアタックでレジエレキで突破して、最後の1体のレヒレは瞑想を積んできましたがダイサンダーと10万ボルトで倒して勝利です。

試合後はポリ2のダイマのときにレヒレに引いてたら勝ててましたねとかたらればの話をしてました。
オフ大会だとこのような言われてみればすぐ気づくような択に気づかなかったりするのであるあるだと思います。
交代を前提とするポケモンはやはり扱いたくないなと思う試合でした。

準決勝 じゃすぽけさん 勝ち f:id:Lami:20200730200356p:plainf:id:Lami:20201027234744p:plainf:id:Lami:20191229234330p:plainVSf:id:Lami:20201028003402p:plainf:id:Lami:20191229234709p:plainf:id:Lami:20210128164122p:plain

この日戦った中で唯一どこかで記事を読んでいて名前をどこかで見たことがあったと思われる人でした。
試合後調べてみて、S4で34位という結果を残している方だとわかりました。
それ故かこの日の試合の中で最も勝つのに苦労しました(文章量も長いです)。
初手のウーラオスフェローチェ対面はフェローチェが蜻蛉帰りでドヒドイデにバック、暗黒強打は半分くらい入りました。
完全に受けられているのでこちらはランドロスにバック、ですがじゃすぽけさんもフェローチェに交代しました(こちらの交代読みと思われる)。
この対面を作られてなおかつ裏にドヒドイデがいるという状況になり僕はこの時点でかなり勝ち目が薄いということを把握しました。
なのでここからはある程度運に頼りつつ、ビックリ勝ちを狙う方向にシフトしました。
次のターンはこちらはランドロスダイマを切り、ダイジェットでフェローチェを襷まで削りました。
フェローチェトリプルアクセルを打ってきましたが1回しか当たりませんでした。
ランドロスダイマをさせた理由はトリプルアクセルを打たれた場合、ミミッキュを後出ししたところでミミッキュダイマをさせないと安全に勝てない→ミミッキュダイマさせたところでドヒドイデにトーチカと合わせて割と簡単に後出しからダイマを枯らされるからNG→ランドロスダイマなら裏への被害を0に抑えられてフェローチェを襷圏内まで削ることができ、削れればHPが1でも残っているウーラオスorミミッキュの先制技で仕留められる→その後の非ダイマ状態でもランドロスドヒドイデには勝てる→そのためトリプルアクセルランドロスのHPがいくら削れようと構わない、3発当たってもオボン込みで耐える→もし蜻蛉を押してきたとしても裏にランドロスのダイジェットが刺さるならそれはそれでいい→ドヒドイデでは受けられないためわかっていない3匹目のポケモンを仕留めれれば有利になる→じゃすぽけさん側ランドロスダイマは想定してなさそうという思考を45秒間頭の中で巡らせてランドロスダイマを切るという選択に至りました。
次のターンはこちらはウーラオスにバック、じゃすぽけさんはレボルトにバック(恐らくダイジェットorダイアース読み)してきました。
じゃすぽけさん側からするとこちらのダイジェットを積んだランドロスフェローチェを抜いたと錯覚したのだろうと思います(実際は抜けていない)。
こちらが交代した理由はダメージを見てオボン込みでもトリプルアクセルが3発当たったら落ちるように見えたからです(試合後ダメ計をしたところ削れたランドロストリプルアクセルが3発当たったら落ちてたみたいです)。
交代先をウーラオスにした理由は既に削れていて襷がないから、状況がまだ不利だからビックリ勝ちするためにミミッキュはまだ隠しておきたかったという理由です。
先はどの意図した選択と違いこのターンはたまたま噛み合ったとしか言えません。
レボルトが見えたことでこちらが先に選出を全て把握することができました。
そのためここからは負け筋を理解した上で戦略を立てました。
まずウーラオスは10万ボルトで突破され倒されてしまいます(不意打ちを打たなかった理由はHCベースと予測したから、結果的には外れました)。
こちらとしてはじゃすぽけさんの裏にフェローチェがいる以上ミミッキュが倒されて最後にランドロスを残したら負けということを理解していました。
しかしフェローチェのHPは残り1なので後出しされる心配はありません。
なのでレボルトに対してランドロスを出して攻撃をし続ければ1体は確実に倒せると考えました。
レボルトはダイマをしてダイソウゲン→岩石封じ→岩石封じ→ダイソウゲンといった流れでお互いにHPを削っていきます。
次の岩石封じで倒せそうとなHPになりましたがレボルトを下げてドヒドイデを後出ししてきました。
グラスフィールドがあるため地震であまり削れませんが、ミミッキュに引いたところで何の解決にもならないので地震を連打しつつ熱湯で倒されました。
黒い霧があったら負けということはわかっていたので、割り切ってミミッキュを出して剣の舞を3回積みました(ドヒドイデは自己再生から熱湯熱湯)。
その後にシャドークローでドヒドイデをワンパンして、レボルト、フェローチェも影うちで倒してこちらの勝利です。
トリプルアクセルが1発で済んだり、岩石封じ2発が全て当たったり、熱湯2発で焼けなかったりとかなり運に助けられてありがたかったです。
僕自身も準決勝に至るまでにじゃれつくを2回外しているので運が収束したのかなと思います。

準決勝が終わった後に3位決定戦をスクリーンで放送していたので少し休憩が取れました。
全員が3位決定戦が投影されているスクリーンを見ている中で僕はリホウさんのBO3攻略の記事を熟読していました。
3位決定戦もじっくり見たかったですが、自分の試合を優先することにしました。

決勝 ひさめさん 勝ち(2対1)

勝戦はスクリーンの近くの机で向かい合って対戦して、ひさめさんがスクリーンと向かい合う側、僕がスクリーンに背を向ける側で座りました。
試合は剣盾のライブ大会の機能でスクリーンに映すので相手のHPの数値を確認することができます。
試合が終わってから気付きましたが、スクリーンに背を向けてる僕よりも、スクリーンと向かい合って座っているひさめさんはHPの数値を容易に確認することができ若干有利なのではないかと思いました(相手のHP数値を見ることでダメージ計算がしやすくなり、次のスリップダメージで落ちる落ちないが把握できる)。
僕の椅子からも確認することは可能ですが、後ろを振り向かなければならない、対戦相手にHPを確認していることがバレるなど少々やりにくいです。
特に画期的な改善案があるわけではないですが、スクリーンと平行に椅子と机を設置してお互い横を向いたらスクリーンを見ることができるようにするが僕の中では一番安全な案かなと思っています。
ライブ大会の機能を使わずに普通に通信対戦させてSwitchの画面を直接キャプチャするという案もありますが、その場合は片方の技構成が見えてしまい決勝戦観戦者としては盛り上がりに欠けてしまうデメリットがあります。
どちらも一長一短なので参加者である僕ではどちらがいいとは言えません、今後の運営の判断に従います(運営陣が椅子、スクリーンの配置によって有利不利が生じていることを把握しているか疑問だったので今回は言及させていただきました)。

勝戦の解説は既に描いてあるので興味がある方はこちら↓の構築記事の後半部分をお読みください。

剣盾S12 東海オフ大会白昼夢優勝 ミミッキュ選出確定軸対面構築 レンタルパあり - Lami’s Article

 

まとめ

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優勝した後はたくさんのいいねとか優勝おめでとうございますの言葉をいただきました、ありがとうございました。
コロナ前の大会と比べると今回の大会は参加者数がすごく多いというわけではありませんでしたが、優勝はやはり嬉しいです。
オフ大会参加当初はTwitterでおめでとうと言ってくれる人すらいなかったと思うので自分を取り巻く環境がかなり変わったのだなと思います。

勝戦のBO3以外の対戦をざっくり振り返ると運のブレ、プレミもなく普通に勝った試合が1回、相手の外しによる運勝ちが1回、相手のプレミに助けられた試合が3回、運のブレ、プレミもなく負けた試合が1回という感じになります。
ここまで相手のプレミに助けられた大会は過去にないです。
僕も一応過去に自分のプレミで負けたと思う大会はあります(ポケカも含む)。
具体的に言うと初めて出たファクトリーオフでカバマンダガルド軸f:id:Lami:20200331100143p:plainf:id:Lami:20191229183400p:plainf:id:Lami:20200404100511p:plainという交代、択の発生をある程度甘味した構築使って負けて予選落ち、ポケカの大会でブルーの探索(2枚までほぼ好きなカードを持ってくるサポートカード、自由度が高くプレイヤーの腕が求められる)を主軸にしたデッキを使いミスを連発して負けたといった大会です。
負けた大会で共通してるのは自由度が高く試合1つ1つで展開が大きく変わる構築、デッキを使っているということです。
時期的にはカバマンダガルドの大会が約3年前と昔で、この大会が終わってから対面構築を好むようになりました。
対面構築を使っても交代、択、プレミが全く無くなる訳ではありませんでしたがそれでも明らかに数が減った、減ることで相手のプレミ負けを狙える、命中安定技を採用しやすく相手の外し勝ちも狙えるようになりその後のオフ大会は全て予選抜けを達成できました。
自分が昔から信じてきた戦術で勝てたというのが何より嬉しいです。

もし過去のランクマの実績だけで勝敗が決まるなら試合はもっと単純ですし僕が優勝できるわけがありません。
僕のような最終順位1位を取ったわけでもないような人間が優勝できるからこそオフ大会は面白いと思います。

最後まで読んでくれた方は今読んでいるあなたあなただけです。
ありがとうございました!

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